【2023年】元地方公務員が教える、退職するときの流れ徹底解説!

公務員の皆さまで、最近こんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

公務員を退職しようかな……

退職するにしても、いつ頃上司に言ったらいいの?

給料、パワハラ、仕事へのやりがいなど色々な事情があって、退職を考え始めたけど

上司に退職の意思を伝えるタイミングがわからないという方、多いのではないでしょうか?

この記事では、退職を決めたら上司にいつ言うべきかについて、お伝えします。

この記事を読んでほしい人

・退職時期はなんとなく決まったけど、上司への報告はまだ

・退職日からさかのぼってどのくらい前に伝えるべきかわからない

タイミングを間違えるとどうなる?

後悔

退職の意思を上司に伝えるタイミングは、人それぞれだと思います。

辞めるという決断に悩んでしまい、伝えるのが遅くなってしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。

1. 上司との関係性への影響

辞めるときになって、後味悪く終わりたくないですよね…

人事課との連絡は、課内の人事担当の課長補佐・主幹などが担当することになります。

ちゃんと余裕をもって伝えることで、手続きもスムーズにいきますし、

上司との関係も良好なまま、仕事を辞めることができます。

2.後任の人選ができない

突然辞められることになると、人事課も後任を決めることが難しくなります。

ただでさえ、公務員は人手が不足しています。

民間企業のように、好きなタイミングで人の採用ができないので、

人員の配置がとても難しいです。

3.周りの人に迷惑がかかる

年度途中に辞めると、後任が補充されない可能性も高いです。

その場合、自分が担当していた仕事を、周りの人にお願いしていかないといけません。

あゆ

私も、いなくなった人の仕事を担当したことがあるけど、急に仕事分担増えるのはストレス…

早めに伝えておけば、周りも準備ができますし、仕事を教える時間もできるので、

少しでも負担を軽くしてあげられます。

退職の意思を伝えるベストなタイミングは?

最適なタイミング

退職の意思を上司に伝える最適なタイミングは、退職日の3か月前~5か月前です。

一般的には1か月前~3か月前と言われることが多いですが、

公務員という特殊な職業上、なるべく早めに伝えることをおすすめします。

あゆ

私は5/1に退職予定だったので、12月中旬には上司に話しました。

【体験談】12月に伝えることのメリット

私は5月1日に辞めましたが、

3月末に辞める予定の方も、3か月前の12月中には伝えたほうがいいと思います。

私が12月に伝えてよかったと思うメリットがあったので、ご紹介します。

1.年末年始を気持ちよく過ごせる

一番良かったのは、退職することを年末年始の休み前に伝えたことで

心がすっきりしたことです。

せっかくの年末年始の休みなのに、

年明けいつ頃に、退職の話しようかな……

こんな風に考えると憂鬱ですよね。

12月中に話してしまえば、身も心もすっきりと、良い1年を迎えられますよ!

2.異動希望調査の前に退職を伝えられる

地方公務員の場合、12月末か1月頃に、異動希望調査があると思います。

調査前に、上司に話しておけば、希望調査を提出後に呼び出されることもありません。

上司報告~退職届提出の流れ

上司に報告

上司に退職の意思を伝える際は、個別の面談を設定しましょう。

メールや電話で伝えるのではなく、口頭で伝えることが大切です。

実際にどのような流れになるのかお伝えします。

1.直属の上司にアポをとる

まずは、自分の直属の上司に話しましょう。

あゆ

直属の上司は係長だったので、まずは係長に話しました。

周りの人もいる前で話すのは抵抗があると思いますので、

事前にメールでアポを取って別室を確保したほうがよいです。

とはいっても、上司は忙しくしていることが多いと思います。

話したい日の上司の予定をあらかじめ確認しておき、

予定が少なく、時間に余裕がある日を選びます。

金曜日であれば、翌日は休みなので、一番ストレスなく伝えられるかもしれませんね。

できればその日の午前中にはメールでアポを取ったほうが確実です。

メールの場合(例文)

おはようございます。〇〇です。

突然で恐縮ではございますが、

個別にお話しさせていただきたいことがあり、お時間をいただきたく、ご連絡しました。

◯月◯日11時頃、10分程度、お時間をいただけないでしょうか。

場所は、〇〇会議室を予約する予定です。

お忙しいところお手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 

メールで大切なことは、相手に対して、時間、場所、所要時間を伝えることです。

このように伝えることで、相手からOKさえもらえれば、すぐ面談の予定を確保できます。

2.上司と個別面談をする

ズバリ伝えるべきことは以下のとおりです。

  • 退職したい意向
  • 退職予定日
  • 退職理由
  • 今後のことについて

これだけ話せれば十分だと思います。

退職理由や今後のことなどについては、自分が話せる範囲で構いません。

話したことがそのまま人事課に伝わることになるので、それを考えたうえで話しましょう。

3.人事担当の上司に話す

直属の上司が、人事担当ではないこともあると思います。

私はこのパターンだったので、直属の上司とは別に、人事担当の上司にも個別に話しました。

これは、皆さんの所属によって異なると思います。

直属の上司はマストですが、その上司から人事担当や課長に情報共有される場合もあります。

そのため、直属の上司に話した後に、どのように対応したらよいか確認しましょう。

あゆ

ちなみに、私は人事担当が課長に話してくれたので、課長とは個別面談はしませんでした。

4.同期や周りの同僚に伝える

同期や周りの同僚に伝えるのは、上司に話してからのほうが良いです。

思わぬ形で、上司の耳に入ってしまうという事態を避けるためです。

あゆ

私は、1月以降、徐々に周りの人に話していきました。

5.退職届提出(退職日1か月前)

退職願は作成せず、退職届のみ提出しました。

これも、直属の上司や人事担当の上司に確認してください。

退職届は通常退職日1か月前に提出します。

退職届は、課長と人事担当の上司2人にアポをとり、個室で提出しました。

退職届は、特に各組織で決まった様式はありません

こちらは、私が実際に使ったテンプレートになります。

退職届テンプレート(例)

退職届テンプレート

紙は、B5で、無地の白色封筒に入れるとよいです。

個別面談時に、その場で封を切ってもらい、中身を確認してもらいました。

名前の横に記載する日付は、提出日を書いて置けば問題ありません。

6.周りの同僚に最後の挨拶(退職日当日)

退職日まで、お世話になったすべての方に伝えるのは難しかったため、

最終勤務日に、メールで一斉送信して、退職の旨を伝えるようにしました。

あゆ

できれば皆さんに、直接お伝えしたかったのですが、大きな組織だと難しいですね…

また、課内の皆さんに、これまでのお礼として、菓子折りも持っていきました。

最終日は少し寂しい気もしましたが、次の新しい人生が始まるワクワク感もありました。

お世話になった皆さんに、お礼をして、思い残すことなく、職場をあとにしましょう。

さいごに

思い切って

私は、退職するまで、実際の流れややるべきことがわからず不安が大きかったです。

でも、色々聞いたり、調べた結果、この方法でスムーズに退職することができました。

退職を決めた際には、なるべく早めに上司に伝えるようにしましょう。

退職は決めたけど、退職後のキャリアが決まっていないという方がもしいれば、

ぜひブログを始めてみてはどうでしょうか!

ブログは最初のうちは趣味で始められますが、勉強次第では副業にもなります!

私も退職した今では、副業にすべく、楽しみながらブログを書いています。

公務員のうちは、副業禁止ですが、ただブログを書くだけでは収益が発生しないのでOK!

副業として成功した方の中には、月100万円を稼いでいる人も…夢がありますよね~

今のうちから始めておけば、将来化けるかもしれませんね。

ぜひスキマ時間にブログをはじめてみてはいかがでしょうか!

他にも公務員を辞める前にやっておいたほうがいいことは

こちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

後悔せずに辞められるように、やるべきことをしっかりやっておきましょう!

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