【有給消化】損せず公務員を辞めるタイミングは5月か11月!?

公務員を辞めようと考え始めている皆さん。

いつ辞めようか、お悩みではありませんか?

あゆ

無難なのは、年度末で辞めることだけど、本当にそれでいいのかな?

私は、11月頃に公務員の退職を本格的に考え始めました。

だから、最初は3月末で辞めようと思っていたのですが、

辞めるからには、もらえるものはすべてもらいたい!

という、貧乏性精神が発揮され、思いとどまりました。

その結果、有給休暇全消化&ラストボーナスゲットを達成できました。

この記事を読んでほしい人

・公務員をいつ辞めたら一番損しないかを知りたい

・最短かつ最高のタイミングで公務員を辞めたい

辞める前、私も色々調べたのですが、

だいたい年度末とかボーナス支給月の6月末、12月末という回答が多かったです。

でも、今回ご紹介するのは、このいずれでもありません!!!!

最も損しない時期を見つけてしまいました。

実際の経験を踏まえて、皆さんにご紹介します。

辞めるときに譲れない条件

私が辞めるときに譲れなかった条件は、以下の4つです。

  • 有給休暇を全部取得する
  • 直近で貰えるボーナスをもらう
  • できるだけ職場に迷惑をかけない
  • 月初か月末のキリのいい日にする

あゆ

せっかく試験を受けて、公務員になったし、貰えるものは全部貰いたいよね。

この条件をすべて満たせる日が1日あります。

損しない退職日は5月1日

ずばりおすすめの退職日は51です!

ではなぜこの日がいいのか、その理由をお伝えします。

事前にお伝えしますが、ここからは、あくまでも地方公務員を退職した、私個人の意見・感想です。

辞めるタイミングはご自身の環境にあわせて、よくご検討くださいね!

1.有給休暇を最大限に取れる

せっかく辞めるなら、できるだけ有給休暇を使い切りたいですよね。

多くの公務員は1月1日に有給休暇が20日間新たに付与されると思います。

もし年度末の3月末に辞めようとしたら、色々年度末処理とかもあって忙しいし

なかなか休みをとりにくいですよね。

そこで考えたのが、次の作戦です!

辞めることを決断した日~3月31日

余りの有給休暇を計画的に全消化

4月1日~4月31日

新たに付与された有給休暇を全消化

5月1日

✅円満退職

4月は、大体勤務日が20日前後あります。

1月1日時点で、有給休暇0というケースは極めて少ないと思います。

そのため、3月31日までは、余っている有給休暇を計画的に使い

1月に新たに付与された有給は、全て4月に使い果たします

こうすれば、職場の最終出勤日は3月31日となり、

とてもキリよく辞められます。

公務員ってなんとなく、「◯月12日」みたいに中途半端な日に辞めづらいですよね……

でも、1日に辞めるのもなんか中途半端な感じが…それなら、4月30日のほうがいいんじゃない?

そう思われる方もいるかもしれません。

でも、4月30日に辞めることだけは、

絶対にやめてください!!

その理由を次にご紹介します

2.ボーナスが満額支給される

公務員のボーナス(期末手当)は、基本的に6月末12月末の2回支給ですよね。

ボーナスに関する規定は、例えば、

「〇〇県一般職員の給与に関する条例」

というような名前で、各組織の法規集に掲載されていますので、

ご自身の職場の条例を調べてみてください。

以下は、某役所の規定内容の関係箇所を一部抜粋したものです。

期末手当は、6月1日及び12月1日(これらの日を「基準日」という。)にそれぞれ在職する職員に対して、それぞれ基準日の属する月の市長が定める日に支給する。これらの基準日前1箇月以内に退職した職員についても、同様とする。

金沢市「職員の給与に関する条例」より関連箇所を一部抜粋及び加工

ここで大切なポイントは、「基準日前1箇月以内に退職した職員についても、同様」という表記です。

これはどういう意味かというと、

例えば、6月1日の基準日を例に考えます。

6月1日の1ヶ月前は5月1日です。

つまり、5月1日付退職(5/1が最終在職日)した職員についても、

ボーナスは支給されるということです。

さらに条例には、このような表記もありますので、こちらにはご注意ください。

基準日以前6か月以内の期間における当該職員の在職期間の次の区分に応じ、定める割合を乗じて得た額とする。

6か月 100分の100

5か月以上6か月未満 100分の80

3か月以上5か月未満 100分の60

3か月未満 100分の30

金沢市「職員の給与に関する条例」より関連箇所を一部抜粋及び加工

期間に応じてボーナスがもらえる割合は変わります。

もし4月31日に辞めたら、ボーナスはもらえないんです。

たった1日で、何十万貰えるかどうか変わるって考えると、

1日の差は大きいです

この法則からすると、11月1日に辞めても12月のボーナスがもらえることになります。

でも、もしそのタイミングで辞めると1月〜3月は、恐らく後任の補充がされず

仕事も中途半端のまま、他の人にお願いしていかないといけません。

ですが、一刻も早く退職したい場合もありますよね。

そんな時は、有給を計画的に使って

12月ボーナスをもらって辞めるのも一つの方法かもしれません。

自分の心と体が一番大切です!

3.年度末のキリのいいところまで仕事ができる

地方公務員は3月が年度末で、基本的に4月1日に人事異動があります。

私は、年度末は何かと忙しく、あまり周りに迷惑をかけたくなかったので、

3月までは出勤したいという希望がありました。

4月に人事異動で上司が変わると、

また退職の挨拶をしないといけない煩わしさはありますが、

そこは特に問題なくスムーズに辞めることができました。

個人的にも、自分のやるべきことをちゃんとやってから、

4月1日に後任に仕事を引き継げたのは、とてもよかったと思います。

さいごに

それは、もし公務員を辞めるという決断をしたのであれば、

損せず、もらえるものは全て貰って辞められるように工夫しましょう!

もちろん辞める前には、辞めた後のメリットやデメリットについても

正しく理解することが大切です。

ぜひこちらの記事も参考にご覧ください。

辞めた後に後悔しないように、事前準備をしておきましょう。

次の道に向けて転職サイトをリサーチしておくのもおすすめです。

皆さんが後悔せずに次の人生に進めることを願っています!

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