私は、20歳から公務員として働き始め、26歳の時に仕事を辞めました。
そんな私が、公務員を辞めた理由をご紹介します。
この記事を読んでほしい人
・公務員を辞めようとしている
・将来のキャリアに迷っている
皆さんのなかには、私と同じように、こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
公務員やめようかな……
今後のキャリアはどうしようかな……
公務員は、世間的に安定した職業という魅力があります。
でも、最近公務員を辞める人も増えている気がしています。
そうは言っても、辞めるのって、とっても勇気がいるんだよね……
安定した給与や福利厚生、退職金など、どれも捨てがたいものです。
私も辞める前は、とにかく辞めることのメリットとデメリットを調べていました。
そこでこの記事では、実際に公務員を辞めた私が感じる、メリットとデメリットを5つご紹介します。
辞めた後にどうなるのか、ちゃんと正しく理解することで、
後悔しないキャリアを築きましょう!
公務員を辞めるとどうなる?
公務員を続けることで得られるメリットのほうが多そうだけど…
いいえ!辞めることで得られるメリットも、たくさんありましたよ~(もちろんデメリットもあるけど…)
1. 時間に縛られない自由な働き方が実現できる
公務員はフレックスタイム制のように自分の好きな働き方をするのが難しいと思います。
朝起きるのがどれだけ苦手な人でも、基本的には始業時間は厳守。
育児のための時短勤務はやりやすいけど、それ以外だと、あまり認められない……
アパートから駅まで歩いて5分なのに、毎日寝坊して、全速力で走ってた頃が懐かしい……
私は在宅起業したので、通勤時間が無くなったのは、かなり大きかったです。
働き方の制約がなくなったので、朝もストレスを感じることがなく、自分の好きなタイミングで仕事をすることができます。
民間に転職した友達も、今はフレックスタイム制の会社になって、幸せそうでした。
自分の時間を自由に使いたい方や、もっと柔軟な働き方をしたい方にとっては、
とても魅力的だと思います!
2. 成果に応じた評価や給与を望める
公務員の給与や昇進は、規則に基づいて決まっていますよね。
どれだけ自分が頑張っても、その頑張りが反映されにくい仕事です。
でも、公務員を辞めると給与が下がったという話や、
スキルがないから再就職先が見つからないという話を聞くのも事実。
ただうまく転職が成功すれば、給与が増える可能性も大いにあります!
あの人より絶対成果あげてるのに、学歴の差で、手取りがとにかく低かったのがコンプレックスでした……
私の旦那は同期なのですが、大卒と高専卒では、かなり給与の差もあり。
仕方ないこととわかっていながらも、なんだかモヤモヤしていました。
大卒の人でさえも、20代~30代は
残業代がないと、毎月の生活がかなりつらい……
と嘆いている人が多かったです。
世の中には、個人の成果に応じた評価や報酬がもらえる会社もたくさんあります。
自分の頑張りや成果が直接反映されて、給与もアップすれば
仕事へのモチベーションもあがること間違いなし!
3. 残業や時間外労働の改善を目指せる
私が公務員になる前のイメージ…
公務員って、みんな定時になったら、すぐ帰れるんだよね!
私の父も公務員ですが、父はいつも定時に帰ってきていたので、
てっきり、みんな定時に帰ってこれると思っていました。
でもそれは大きな間違いでした……
部署や担当業務によっては、夜11時半の終電までずっと仕事をしている人や
休日出勤をしている人だってたくさんいます。
まじめな人の中には、残業代を申請せずに仕事している人もたくさんいます。
もちろん、部署異動があるので、定時で帰れる仕事になる可能性もあります!
でも、そもそも残業や時間外労働があまりない会社だって、たくさんあるんです。
残業や時間外労働でお悩みの方は、一度他の会社の労働条件を調べてみるのもよいかもしれません。
4. スキルを身につけて好きな仕事に挑戦できる
公務員のなかでも、特に地方公務員は、2~3年で部署異動があり、
せっかく仕事に慣れてきた頃に異動しないといけないんですよね。
色々な分野の仕事が経験できるのが、良いところではありますが、
これだとなかなかスキルが身につかない……
新しい人間関係を築くのも、ちょっと疲れる……
長い公務員人生の中、もしかしたら得意なことや好きなことが見つかるかもしれません!
私も、学生の頃に勉強していた中国語を、職場で使う機会があり、
それを活かした仕事を続けたいと思ったのが、公務員を辞めた理由の一つです。
こちらでも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
他の職業に転職することは、いまや珍しいことではありません。
公務員って、なかなかスキルを身につけるのが難しい仕事です。
辞めて、異なる業界や職種に挑戦することで、自分のスキルを身につけ、将来の可能性も広げられます!
5. 失業手当がもらえない
公務員を辞めようと考えるまで知らなかったのですが、
公務員は失業手当がもらえません……
ですので、辞めた後に仕事が決まっていないと、完全に無収入になります。
さらに、失業手当がもらえる人は、教育訓練給付制度が受けられるけど、
公務員は受けられない……
これは、次のキャリアにつながる資格取得に係る費用を国が一部補助してくれる制度なんですが、
公務員は対象外なんです。
スキルを見つけるために、まずは資格から!
と思っても、受講費などは全部自腹になってしまいます。
辞めてから次の仕事考えよ~と思っていたら、そのあと住民税の支払いやらなんやらで、かなり金銭的につらい。
私は辞める前に知ったので、働きながら次の仕事を必死に考え始めました。
そして、失業手当を貰えないんだったら、
とにかくもらえるものはすべてもらって辞めよう!
と考えて、退職金も有給休暇もボーナスも最大限に貰える時期に辞めることに成功しました。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
さいごに
公務員を辞めるとどうなるのか、少しイメージができましたでしょうか?
辞めた後、必ずしも良いことばかりあるわけではありません。
辞めたいと思う理由には、
- 自由な働き方を手に入れたい
- 現状を何とか変えたい
- 将来のキャリアの可能性を追求したい
など、色んな思いがあると思います。
皆さんそれぞれの価値観や目標をちゃんと明確にしてから、
公務員を辞めるかどうか、じっくりと考えてみていただきたいです。
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