プロフィールでもご紹介しているとおり、
私は6年働いた安定公務員という職を手放し
個人事業主として生活していくことを選びました。
なかなか公務員を辞められない理由
公務員を辞めるという決断をするのは、
簡単なことではありませんでした。
もし、この記事を読んでくださっている方が
公務員さんであれば、きっとお分かり頂けるのではないでしょうか…
本当にたくさんの葛藤がありました。
私にとって一番の迷いは、
せっかく試験を受けて安定職を手に入れたのに辞めて後悔しないか?
ということがありました。
一度辞めたら、そう簡単には元にはもどれません。
でも色々なタイミングやきっかけ、自分の考え方の変化により、
その考えは捨てて、決断をすることができました。
辞めた後はというと、
後悔はありません!!
でも、ただ何も考えずに勢いで辞めてしまったら
きっと後悔は残ってしまうと思います。
私は、ちゃんと後悔なく次のステージに進むためには
自分と向き合い、マインドセットをしておくことが大切だと考えています。
自分の性格を知る
皆さんは、自分の性格を一言で言い表すことができますか?
私の性格を一言で言えば、
熱しやすく冷めやすい
これが本当にぴったりあてはまります。
例えば、今日からダイエットするぞ!と思ったら
まずはすぐに通販でトレーニングウェアやプロテインを購入。
とりあえず形から入るタイプです。
でも、続くのはせいぜい3日…
最短で最高の効果を求めてしまう効率重視の人間なので、
思い立ったらすぐ行動しようとするのですが、
これがなかなか続かない…
私の場合、結局ダイエットをしようと思ったとき、
やりたいという気持ちだけではなく
どこか、「面倒くさい」「運動したくない」という
やりたくない気持ちがいつも生まれてしまいます。
やりたくない気持ちがちょっとでもあったら、
私の性格上、そりゃ続かないですよね…
だって、楽しくないですもん。
まさに公務員の仕事をしているときも、
どこかで、やりたくないという気持ちも持ちながら
悶々と毎日を過ごしていました。
でも、熱しやすく冷めやすい私は、
やりたくないからと言って仕事をただ辞めたとしても
そのあと、何してもうまくいかないのは目に見えていました。
このことに気づいてから、ちゃんと辞めた後のことを考えて
ある程度プランを立ててから、辞めないといけないと思うようになりました。
自分の性格を知ることって、本当に大切です。
あなたにとって仕事とは?
私は20歳から公務員として働き始めました。
働き始めた時の自分の考えは、
『とりあえず1週間仕事して、それでためたお金で週末遊ぼう。』
という感じでした。
だから、
仕事=楽しい、やりがい
とか、考えたこともありませんでした。
そもそも、「仕事が楽しいです!」って言っている人のほうが、
圧倒的に少ないですよね。
生きるためには仕事をしないといけないし、
嫌なことだって、仕事なんだからやるのは当然だと、ずっと思ってきました。
でも本当にそれでいいんでしょうか?
あなたにとって『仕事』って、何でしょうか?
1年間のうち働く時間は〇割!?
ある日、ふと思ったことがありました。
『私って人生のうちのどれくらい仕事をしてるんだろう。』
ちょっと計算してみました。
私たちに与えられた1年間の活動時間
365日×24時間
=8,760時間(1年間の時間)
8,760時間ー2,920時間(1日8時間の睡眠)
=5,840時間(活動時間)
地方公務員は週休2日で祝日や年末年始の休暇などもいれると
年間休日130日ほど、235日は仕事をしていると仮定します。
1日の仕事時間や通勤の往復をいれて10時間だとすると、
1年間の仕事時間とその割合は
235日×10時間
=2,350時間(仕事をする時間)
2,350時間÷5,840時間
≒40.2%
となります。
1年間の活動時間のうち、4割も仕事をしていると思ったら、
その後のことも考えると、自分の人生の中で
仕事が占める割合って高くないですか?
この計算は、単純に仕事をしている時間で計算してみましたが、
もちろん有給休暇とかもあるので、もう少し休んでいるかもしれません。
でも、家に帰ってから、そして休みの日だって、
「明日の朝、まずあの仕事片づけないとな。」
「今日こんなクレームの電話があったんだよね。」
とか、勤務時間以外にも仕事のことを考えている時間ないですか?
そう考えてみると、
毎日、相当な時間が『仕事』に費やされていることがわかります。
だからこそ、なんか嫌だな~とずっと思いながら
その仕事を続けることは、人生のうちの4割もそんな気持ちでいないといけないということになります。
それってちょっと損している気がしませんか?
効率重視の私は、これを知ってから
何とかしないと!!
と思い、真剣に自分の今後の仕事について考えるようになりました。
私の経験が、今同じように悩む方の参考になれば嬉しいです。